自家用車を廃車にする時、おそらくほとんどの方が取引のある自動車屋さんに頼んでいると思います。無料でしてくれるところは良心的ですがお金を請求するところは悪質と言えます。何故なら廃車予定の自動車でも本来であれば買い取ってもらえるからです。買い取ると言っても自動車としてではなく鉄としてです。
鉄は時価により価格が大きく動きますが。軽自動車で5000円ぐらい、小型普通車で10000円ぐらいにはなります。直接解体業者などに電話すると引き取りも来てもらえその場で現金を渡してくれる業者もあります。廃車には二つの考え方があります。
陸運局で手続きをしないといけませんが、代書屋さんに頼むと3000円から5000円ぐらい費用がかかりますので平日時間が取れる方は自分で行かれると登録印紙代とOCRシート代だけで500円以内で収まります。一つ目の考え方が一時抹消です。これをする事により自動車は登録から外されます。メリットとして車検が3月31日以降まで残っている場合は自動車税の請求が来ません。
また月割りになりますが自動車税が3月分まで還付されます。二つ目が永久抹消です。一時抹消は車検を受け直す事によって登録が復活しますが、永久抹消は二度と復活しません。永久抹消する手続きの前に解体証明というものが必要だからです。
これは自動車に刻印されている車体番号自体を抹消するものです。解体証明が解体業者から発券されたら手続きをします。メリットとして車検が残っている場合、重量税の還付が月割りで受ける事が出来ます。自賠責保険も保険会社に問い合わせれば解約をしてくれ保険料の払い戻しも受けられます。