駐車場や託児所のある歯医者さん

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自動車関連自走式立体駐車場

今まで歯科医院というと、「医療を提供してあげる場所」のような考えがあったらしく、どちらかといえば利便性とかはあまり必要されなかったような気がします。ところが最近では、医療もサービス産業と考えられ、利便性もある場所に開業されるケースが多くなっています。これは歯科大学が多くなり過ぎ、開業医もまた増えているため、何かしらの特色がないと歯科業界に生き残れないからでもあります。ところで、私の知り合いの歯医者さんの話ですが、その医院はとある私鉄線の駅前にあり駅改札口のほぼ隣側という好立地です。

開院してからすぐに知り合いになりましたが、彼の医院は地域の方々からの要望などもアドバイスとして取り入れ、医院にフィードバックしています。たとえば駐車場、最初は医院の横に数台しかなかったのですが、患者さんが増えるに従い満杯の状態になり停められない状態が続きました。そこで近場に駐車場を借り増しするとともに、送迎用停車スペースも作りました。送迎用停車スペースのある歯医者さんは珍しいと思います。

保護者さんにも喜ばれているようです。また、最初は医院待合室にあったキッズスペースを、医院横の駐車場にある一戸建てがスタッフ用スペースだったのですが、それを2階に移し、1階部分を改装し無料の託児スペースとしました。もちろん医院を利用する患者さんのお子さんのみを対象にしていますが、それでも幼稚園教諭や保育士の資格を持つ専用のスタッフを常駐させ、別棟にある託児所の内外の画像は医院の待合室や診療室でも随時見られるようにするなどの工夫をこらして、安全面でも気を使っているようです。託児所のある歯医者さんってあまりないですから、その地域では評判になっているようです。

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